刎頸の友
第一サムエル20章1~42節

1.序論

みなさま、おはようございます。今朝もサムエル記を読んで参りましょう。今日の箇所はサムエル記の重要な分岐点になる箇所です。といいますのは、今日の箇所の後に、ダビデは旅に出ます。旅に出るといっても、ダビデが望んでそうしたわけではなく、サウル王に命を狙われて、いわば強いられて旅に出るのですが、しかし旅に出ることはダビデの成長のためにはぜひとも必要なものでした。

“刎頸の友
第一サムエル20章1~42節” の
続きを読む

割れるサウルの家
第一サムエル19章1~24節

1.序論

みなさま、おはようございます。一気に暖かくなり、まさに春本番となって参りました。当教会にも新しいステンドグラスが与えられ、一層明るくなりました。そして、今日もサムエル記を通じて神の御心や教えを求めて参りたいと思います。早いもので、サムエル記からの説教も今日で21回目となります。

“割れるサウルの家
第一サムエル19章1~24節” の
続きを読む

サウルとダビデ
第一サムエル18章1~30節

1.序論

みなさまおはようございます。桜の咲く、新年度に入りました。改めて、今年度もよろしくお願いいたします。私が当教会に遣わされて、早いもので今回が五度目の春になります。五年目に入ったということですが、みなさまに支えられて、共に主の前を歩ませていただいております。

“サウルとダビデ
第一サムエル18章1~30節” の
続きを読む

ダビデ、武勇を立てる
第一サムエル17章1~58節

1.序論

みなさま、おはようございます。さて、前回からいよいよダビデが登場しましたが、今回はその少年ダビデの大活躍の場面を学びます。これは旧約聖書の中でも最も有名な話の一つで、教会学校では一番人気のあるお話しかもしれません。

“ダビデ、武勇を立てる
第一サムエル17章1~58節” の
続きを読む

ダビデ、油を注がれる
第一サムエル16章1~23節

1.序論

みなさま、おはようございます。早いもので、サムエル記からの説教は今日で18回目になります。そしていよいよ、サムエル記全体のメイン・ヒーローと呼ぶべき人物が登場します。それはダビデです。ダビデは聖書全体の中でもアブラハムやモーセに並ぶ中心的な人物の一人です。

“ダビデ、油を注がれる
第一サムエル16章1~23節” の
続きを読む

決別
第一サムエル14章47~15章35節

1.序論

みなさま、おはようございます。私たちは今までサムエル記の中でも特にサウル王の栄光と没落を描いている箇所を読み進めています。特に今読んでいるところ、13章から15章までは如何にしてイスラエルの最初の王であるサウルが王位を失っていくのか、その経緯を描いています。今日の聖書箇所はその中でも最終局面にあたります。今日の説教タイトルは「決別」ですが、誰と誰が決別したのかといえば、それは預言者サムエルとサウルとの決別です。そして私がなぜこのような説教題にしたのかといえば、それはサウルが王位を失った一番の原因はサムエルとサウルの不和にあると思われるからです。

“決別
第一サムエル14章47~15章35節” の
続きを読む

サウルの葛藤
第一サムエル14章24~46節

1.序論

みなさま、おはようございます。今朝も、サムエル記を読み進めて参りましょう。さて、これまで何度かお話ししたように、私たちは今サウル王の没落物語を読んでいます。神に選ばれて一躍イスラエルの初代の王となったサウルですが、13章から15章まではそのサウルが如何にして王の位を失っていくのか、そのことを学んでいます。

“サウルの葛藤
第一サムエル14章24~46節” の
続きを読む

ヨナタンの信仰
第一サムエル13章15~14章23節

1.序論

みなさん、おはようございます。私たちはこれまで、イスラエルの初代の王となったサウルの成功と挫折の物語を読み進めて参りました。そのサウルの物語の中で、今日はもう一人の重要な人物が登場します。それがサウルの息子で、彼の後継者となるべき王子ヨナタンです。このヨナタンはサムエル記の中でも非常に好感度の高い、人気のある人物で、後にダビデの刎頚の友となっていきます。

“ヨナタンの信仰
第一サムエル13章15~14章23節” の
続きを読む

サウルの蹉跌
第一サムエル13章1~14節

1.序論

みなさま、おはようございます。さて、サムエル記も13章まで来ましたが、これまで私たちはイスラエルの初代の王となったサウルの生涯を読んでまいりました。王を求めるイスラエルの人々の願いに押され、また神ご自身から選ばれて、王となっていく青年サウルのサクセスストーリーをこれまで学んできました。それに対して、この13章から15章まではサウル王の没落物語、サウルがなぜ王という立場を失っていったのか、その経緯を伝える内容になっています。

“サウルの蹉跌
第一サムエル13章1~14節” の
続きを読む

正しい道を教えよう
第一サムエル12章1~25節

1.序論

みなさま、おはようございます。今年初めの主日礼拝をこのように迎えられることに感謝します。アドベントの期間中はイザヤ書を取り上げていたので久しぶりになりますが、昨年から続けてきたサムエル記の講解説教を今年も継続して参ります。

“正しい道を教えよう
第一サムエル12章1~25節” の
続きを読む