1.導入
みなさま、おはようございます。10月に入りました。昨年の10月から第一コリント書簡を読み始めたので、今日でちょうど1年になりますが、これからもパウロとコリント教会との交流を通じて、多くのことを学んでいきたいと思います。
さて、何度もお話ししているように、第二コリントはパウロの弁明とも呼べる書簡です。この前の手紙、第一コリント書簡をパウロがエペソでしたため、その手紙を彼の右腕であるテモテに持たせてコリント教会に送ったころ、コリント教会では深刻な事態が生じていました。それは、コリント教会にパウロをよく思わない宣教師たちが到来し、彼らがパウロについてよからぬことをコリント教会の人たちに吹き込んでいたのです。今日の箇所についても、パウロは自分に対する批判を強く意識して、そのような批判に対する反論としてこの箇所を書いているのです。パウロに対する批判はいくつかありましたが、今日のみことばを理解するうえで特に重要なのは、パウロがその宣教において受けた極度の苦しみです。パウロはなぜこんなに苦しんでいるのか、この苦しみに意味はあるのか、これが今日の聖書箇所の背後にある問いです。
“いのちに至らせる務め第二コリント2章12~17節” の続きを読む

