1.序論
みなさま、おはようございます。早いもので、第一サムエル記からの説教も今日で30回目になります。そして、第一サムエル記もいよいよ最終盤にさしかかってきました。第一サムエル記はサウル王の死によって終わります。その意味で、サウルはダビデと並ぶ第一サムエル記の主役ともいえる存在です。とはいえ上り坂のダビデに比べ、転落の人生を歩むサウルはまさにかませ犬のような存在ですが、サウルもまた第一サムエル記の、そしてイスラエルの歴史における非常に重要な人物であることは間違いありません。
“サムエルの亡霊第一サムエル28章1~25節” の続きを読む