みなさま、おはようございます。今日は、「棕櫚の主日」と呼ばれる日曜日です。それは、今から二千年前、主イエスが最後の一週間を過ごすためにエルサレムに入城されたことを覚え、記念する日です。人々は棕櫚の枝を振って「ホサナ、ホサナ」と叫びながらイエスを歓呼の声で迎え入れました。しかし、その数日後にイエスは逮捕され、十字架に架けられます。エルサレムでイエスが過ごした一週間の中で、それぞれの日に実際に何が起こったのかを正確に再現するのは容易ではありません。しかし、確かなことは、イエスが十字架に架かられる前夜、つまり木曜日の夜にイエスと弟子たちとの間で最後の晩餐が持たれたことです。今日はその時の出来事についてのお話です。
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