1.序論
みなさま、おはようございます。今朝から教会のカレンダーではアドベントに入ります。イスラエルに真の王としてお生まれになったイエス・キリストのご降誕を祝うクリスマスを待ち望む期間です。主イエスは「王」という存在についての考え方を革命的に変えました。当時の人々が考える王の姿とは、人々の上に権力を振るい、人びとを支配する、そのような存在でした。しかし主イエスはその生涯を通じて仕える王、人びとを支配するのではなく、むしろ人々のために命さえ差し出す、そのような謙虚で慈愛に満ちた王の姿を示したのでした。そのような主イエスの姿は、私たちすべてが範とすべきものです。アドベントの期間は、そのようなイエスの歩みを思いつつ歩んで参りたいものです。
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